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Twittererのご紹介(トイレの電気ツイッテラー)

こんにちは。取締役の村上です。
今日は当社自慢の社内システムTwitterer(ツイッテラー)のご紹介です。

世の中には似たような名前のつぶやきシステムがありますが、全く別物です。混同しないでください。
#なお正式名称はTwitterer & Tukaikitterer(ツイッテラー&ツカイキッテラー)で、
#備品の消耗を総務に通知する仕組みも実装されています。
#誰かが消耗品にチェックを入れると、総務使用PCのIPMessengerに使い切った通知が発出されます。

当社は自社ビルなのですが、一つだけ非常に大きな困った問題があります。
それは、「トイレがフロアに一つしか無い」ということです。

これは大問題で、いざトイレにいかんとした時、自フロアのトイレが使用中の場合があるのです。
そうなるとさあ大変。トイレを探して各フロアを彷徨わなくてはなりません。
場合によっては大人としての生命に関わります。

そこで当社のエンジニアたちが立ち上がり、サクッと作りあげたのがこのTwittererです。

■基本仕様
・サーバー:Raspberry pi 4 – RaspbianOS + PHP + JavaScript
・クライアント(センサー部):Raspberry pi zero w – RaspbianOS + Python
・センサー部:半固定抵抗、青色LED、フォトレジスタ
・同期期間:約0.5秒ごと

■設置状況
・クライアントRaspberry PiのGPIOにフォトレジスタを半固定抵抗に直結します。
#本来はAD変換すべきですが、抵抗値を調整して、照明点灯時に1を取得するようにしました。

・フォトレジスタをトイレの照明付近に強引に固定します。

・あとはサーバー、クライアントともに電源を供給するだけです。

■費用
・Raspberrypi4 なんやかんやで1万円
・Raspberry pi zerow 1000円✕3枚
・各種センサー Amazonで1000円程度

合計 15,000円くらい

■工数
・足掛け3日程度

■完成
するとどうでしょう。
各フロアで、トイレを使用するために照明をつけた瞬間、手元のTwitterer上で使用状況がわかるようになりました。
これはトイレ革命です。
金輪際、空いているかわからないトイレを求め、各階をさまよう時間が短縮できたではありませんか。

これがDXの効果です。(ちょっと違う)
ただ、このなにか些細な困りごとを解決するというのがICTの真の役割なのではないかと、ITコーディネーターである私は考えます。
当社では、このような実験的な遊び開発を行いながら日々、技術の向上に努めています。
Twittererは、あいにく販売するための製品ではありませんが、ご興味ございましたらお気軽にお問い合わせください。

お問合せ先は、株式会社LICの村上までお願いいたします。(電話011-208-7766)
「ツイッテラーの件で」とおっしゃっていただければご対応させていただきます。