フロントエンド・PHPカンファレンス北海道2026に参加・登壇しました! | 札幌でソフトウェア・システム開発なら株式会社LIC

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フロントエンド・PHPカンファレンス北海道2026に参加・登壇しました!

こんにちは。技術開発室の井上です。

先日、フロントエンド・PHPカンファレンス北海道2026というカンファレンスに参加(とLT登壇)してきました。今回はその様子をお伝えします。

このカンファレンスについて

フロントエンド・PHPカンファレンス北海道2026はWebフロントエンド・PHPの開発者を中心に、北海道内や全国、全世界のソフトウェアエンジニアに向けたWebフロントエンドとPHPのカンファレンスです。

公式ページより引用)

  • 日時: 2026年6月6日(土)
  • 会場: 札幌コンベンションセンター

フロントエンドカンファレンス北海道2024、2025に続き、今年はPHPカンファレンスと合同開催です。私は普段PHPをほとんど触らないので、実はPHPのカンファレンスには参加したことがありませんでした。今回参加してみて、「あんまり知らない言語のカンファレンスに参加しても余裕で楽しめるな」と思いました。

Xのハッシュタグは #frontend_phpcon_do です。こちらを眺めていただくと、イベント当日の様子に加え、北海道のおすすめの観光地や食べ物の情報が大量に流れてきます。

見たセッション

今回のカンファレンスも多種多様なセッションがありました。いくつかこの場で紹介します。

フロントエンドとバックエンドで「1文字」を揃えよう

てきめん様のセッションです。文字コードの仕様を正しく理解し、フロントエンドとバックエンドで文字の種類や文字数を合わせて使えるようになろう、という内容でした。

このセッションを聞いて知ったんですが、たまに見かけるこういうḱ̴̲̥̽̅͗͌͠å̸̡̗̙̜͉̫̙͍̲̠͐̅̌̚͘͘̕͝b̷̧̙͔͎͙̙͓͇̈͗ͅu̴̖̭̣̹̩̙̗̣̠͚͑̋̅͐͌̈́̊͑͑̆͗̈́̈͒͋̈̚ṥ̴̨̡̛̩̦̻͕̫͔̜̮͔̜̙͙͔̝̒̓̚h̵̨̡̬̼͉͉̣̝̖̥̤̙̆͑̒̐̍̒̋̋̄̂͝ͅi̷̪̳̞̰̹͒̑͂́͒̎̏̈́͝k̵̰̻̗̜͚̭͖͍̙̇̆̄͌̌i̶̱͙͔̗̘͉̱͚̟͇̦̭͙͎̰̝̐͑͊̀͊̃̉̂͋́̉̕̕͜͝͝g̵͙̜̫͉͓̮̰̈́̇͂̑̓̒̓̓̏́̕͜͝a̵͇̐̐̆i̵̛̻̬̠̠̹͔̺̦͎͙̜̫̭͐̃̄͛̐͋̐̍͘͠s̵̢̝͓͓̻̱̠̖̐͗̔̈̔͛̃͗̎́͗̔̀͒̀̊͘h̵̳̪̣̗̦̠̒̒͊̇́̽̆̓͌̄̔̐͘͠͝ã̵̧͖̬̮̹̪͓̱̒͊̆͋̄̍̓͒̊͒͆̅́̌͘l̷̨̨̟͉̪̙̠͇͎̭̯̠̝̺͇̗̞͆̅̽̂̿i̸͇̱͒͌̆́̏̈́͂͑̍̓̕̕͝c̵͕̮͗̂みたいなテキストって、「Zalgo Text」って名前だったんですね。Unicodeの結合文字を無理やりぐちゃぐちゃ組み合わせたものだそうです。

説明が必要なUIは、もう負けている

タイヨウ様のセッションです。ユーザーの課題解決のために様々なアプリケーションを作ったが、色んな人に使い方を教えていくコストが存外高い。それに、「使い方を聞かないと操作できないアプリ」は、習熟に時間がかかる。ということで、アプリのUIは原則として「UIを見ただけで使い方がわかる」ように設計しなければならない。という内容でした。

アプリを作っているエンジニア本人は、設計/実装する過程で生まれたコンテキストを自分の中に持っているから、どうしても「使い方なんて見たらわかるだろ」って思いがちです。その考えを気合で捨てるべきだなと思いました。

あえてPHPでリアルタイム通信をやってみる

みやもとなおゆき様のセッションです。「リアルタイム通信はあまり得意じゃない」と言われているPHPで、あえてリアルタイム通信の実装に挑戦し、「なぜ得意じゃないのか」「実際の通信速度はどうか」を考察するという内容でした。「仮説を立てる」→「検証(実装)する」→「実験する」→「評価する」というプロセスを丁寧に踏んでおり、またその内容を具体的に話していました。そのため、内容そのものが興味深いことに加え、正しい「仮説と検証」のやり方を学べる、素晴らしいセッションでした。

ヘッドレスリッチテキストエディター Tiptap によるエディター開発の裏側

miyabin様のセッションです。Tiptapを用いてエディターを開発する手法と、そのコツについて紹介されていました。Tiptapには、エディターを実装するために必要な機能が一通り搭載されています。そこに後付けで自由にUIを構築することで、いい感じのエディターを作れるそうです。私はこのTiptapはもとより、ヘッドレスリッチテキストエディターという概念すら認識していなかったので、良い学びを得られました。

「おすすめ」はなぜ信用されないのか 〜 信頼を築くUI/UX設計 〜

ryu様のセッションです。現在、様々なアプリやサービスに「あなたへのおすすめ」を表示する機能が搭載されています。大抵の場合、これは単純にありがたい機能なのですが、ユーザーへの見せ方が良くないと嫌われる、という内容でした。

ユーザーに嫌われない「おすすめ」の出し方をするために考慮すべきなのは、ざっくり以下の2点だそうです。

  • 例えばユーザーの閲覧履歴をもとに「おすすめ」を決めているのであれば、それについてちゃんと表記する(透明性)
  • 「おすすめ」が自分に適していないものだったら、「興味ない」ボタンなどで簡単にフィードバックできるようにする(制御権)

私は普段あまりこういった「おすすめ」機能のあるアプリを実装する機会はないのですが、その時に備えて、自分が普段使っているアプリのおすすめ機能も注視してみようかと思いました。

ところで、Suumoの部屋検索機能で、例えば家賃を10万円にして検索すると、「上限をあと5000円上げると、検索結果がn件増えるよ」みたいなメッセージが表示されるらしいです。検索条件にまで「あなたへのおすすめ」があるんですね。

ドメイン駆動設計、結局どう始めれば良い?実践者に学ぶDDDのリアル

モデレーター:瀧川 啓紀様、パネリスト:竹澤 有貴様と成瀬 允宣様による、ドメイン駆動設計の始め方についてのパネルディスカッションです。「ドメイン駆動設計って言葉はよく聞くけど、結局どうやったら良いかわかってない」人が多いということで、その疑問に答えるような内容になっていました。結局のところ、「いいからまずヒアリングでも業務視察でも何でもして業務を理解しろ。自分がドメインエキスパートになれ」ということだそうです。地道にやるしかないですね。

スポンサーブース

スタンプラリー企画が開催されていたこともあり、空き時間にスポンサーブースをすべて周ってきました。記念品は良い感じのキーホルダーでした。

そういえば、ここ数年のこういったイベントでは、(恐らく)生成AIでサッと作ったクイズやゲームアプリを展示し、1プレイしたらノベルティプレゼント、といった催しをやっている企業や団体が増えてきた気がします。ちょっとエンタメ性が出るので良いですね。

私の登壇内容

今回、「あえて今、ブラウザ上でMIDIファイルを再生したい」というテーマでLT登壇をしてきました。昔はブラウザ上で簡単にMIDIファイルを使って音楽を再生することができましたが、現代のブラウザで同じことができるか検証する、といった内容のLTです。(あまり業務の役には立たないと思います。ちょっとしたうんちくレベルの内容です。)

イベントの後日、登壇者へのフィードバックが公開されたので読みました。こんな内容でしたがそこそこ好評で良かったです。またやります。

 

記念品としてTシャツをいただきました。着心地が良いので、イベントが終わった後も普段着にしています。

懇親会

懇親会の食事はなんとジンギスカン食べ放題でした。

各所のITエンジニアや学生と交流できて、たいへん良い刺激を得られました。来年も何かしらの形でこのカンファレンスが開催されてほしいですね。

ところで今月はもう1件別のカンファレンスにも参加予定なので、そちらも今から楽しみです。