こんにちは。広報担当の清野です。
前回の常務インタビュー、読んでいただけましたか?
「1年かけてじっくり会社全体で育てる!」という熱い方針や、村上常務からの愛あるアドバイスもありましたね。
今回は、実際に現場で新人を指導しているOJT担当者の先輩4人にアンケートを実施。
「ぶっちゃけOJTってどうですか?」というリアルな本音を、テーマごとにまとめてお届けします。先輩たちの個性が出る回答に注目です。
テーマ1:私たちがOJTで一番大事にしていること
まずは、先輩たちが新人教育で「これだけは譲れない!」と思っているこだわりから。
【Q】OJTで一番大事にしていることと、そう思ったきっかけは?
先輩A:「新人に、色々悩みながら手を動かしてもらうことです。私がもともと『悩みながら手を動かしている瞬間が一番楽しいし、そこに学びがある』と思っているタイプなので」
先輩B:「考え方を身につけてもらうこと。ちゃんと考えられない人は、だいたいどこかで苦しくなるので」
先輩C:「新人に対して、ちょっと高いくらいのハードルを用意すること。筋トレと一緒。ちょっと負荷があるくらいがちょうどよい」
先輩D:「作業の目的やゴールを明確にし、そこから方法やプロセスを考えてもらうこと。以前、新人の面談で『何をやっているのか分からないのが辛い』という声を聞いたのがきっかけ。」
みんなアプローチは違いますが、「自分で考えて、自走できるようになってほしい」という熱い想いが共通しています。
テーマ2:ぶっちゃけ、ここが難しい!“教えすぎ”と“放置”の境界線
前回、村上常務が「過保護もダメ、放任しすぎてもダメ」と言っていましたが、現場の先輩たちもやっぱりここで一番頭を悩ませているようです。
【Q】“教えすぎ” と “放置”(見守り) のバランス、どうやって取ってる?
先輩A:「しばらく手が止まってそうだったら様子を見にいくぐらい。が、すこし油断するとすぐ放置気味になってしまいます」
先輩B:「(自分の中では)『教えすぎ』はない感覚。考えることを放棄していない限り、求めるだけ教えていいと思う。ただ、自発的に『声をかける』ことは覚えてほしいので、そういう意味ではある程度『放置』していると言えそう」
先輩C:「教えすぎる傾向があるので、意識して放置するようにしている。放置するときは頑張って気にしないようにする。」
先輩D:「0から1を生み出すのはメンター側で行い、1から100にするのを新人にやらせる。その途中で上手くいかない時にフォローする、という『放置強め』なバランスではある」
先輩たちの言う『放置』は、見捨てることではなく新人の『考える時間』を奪わないためのあえての『見守り』なんですよね。
「本当はもっと詰め込みたいけれどパンクしちゃう(先輩B)」「新人の悩みや困りごとを、遠慮させずに聞き出すのが難しい(先輩D)」など、現場ならではのリアルな試行錯誤がたくさん詰まっています。
テーマ3:エンジニアならでは?「私たちは新人からどう見られたい?」
続いては、新人メンバーとの日々の「距離感」について。ここで、ある先輩からエンジニア企業らしいユニークなワードが。
【Q】新人に対して意識している「距離感」は?
先輩A:「『とりあえずわからないことを聞きに行ったら、いつでも即時で何かしら答えてくれる人』だと思われるぐらいの距離感でいたい。要するにAPIです」
先輩B:「近い世代と交流を強めてほしいので、2〜3歩引く」
先輩C:「なるべく相談しやすい雰囲気を出すように。ただ、締めるところは締める、近すぎず遠すぎずの距離感」
先輩D:「壁を作らず、上下関係を感じさせないような距離感。寄り添うコミュニケーションで、質問や会話を持ち掛けやすい関係を構築したい」
先輩Aさんの言う「API」は、冷たいシステムという意味ではなく、「困った時にいつでも秒でレスをくれる、圧倒的な安心感の窓口」という意味の例えですね。
新人のみならず、AさんのAPIを頼りにしている人は多いかも。
テーマ4:自分が新人だった頃、こうしてほしかったこと
過去の自分を振り返って、今のみんなに活かしている工夫とは?
【Q】自分が新人だった頃、こうしてほしかったと思うことは?
先輩A:「あらゆるタスクに『なぜこれをやるのか』という背景や理由をつけて説明してほしかったです」
先輩B:「仕事に必要なスキルや考え方を、もっと直接的に体系だって教えてくれるとうれしかったかもしれないと思う(当時は体で覚える、に近い感触があった)」
先輩D:「色んな上司のプロジェクトで働くこと。一人の上司の下にいると、その人の波長に合う働き方が癖づいてしまうので、様々なポジションや役割として働くことで学びの幅も広がると思う」
自分が苦労した、あるいは「もっとこうすれば良かった」という経験があるからこそ、新人のみんなには丁寧な教育をしてあげたい、という優しさにつながっているんですね。
最後に:私たちの会社のOJTって、ここがユニーク!
【Q】この会社のOJTの特徴って、何だと思いますか?
先輩A:「入社数年の若手社員をOJTのリーダーに立てていること。新人教育と同時に、若手先輩がリーダー経験を積めるのがすごく良い」
先輩B:「『プロジェクト演習』であること。『演習』かつ、とても『教育的』なので、実際に案件に入るより多くのことを短い期間で学べる。業務感を体験できるのがとても嬉しいと思う」
先輩C:「最近は本当に手厚いよね」
先輩D:「一通りのシステム開発を、実践的に学べる点」
現場の先輩たちのアンケート、いかがでしたか?
アプローチはそれぞれですが、「新人のみんなに、失敗を恐れず、仕事を楽しめるプロになってほしい」という想いは同じようですね。
当社のOJTは、教える先輩たちも一緒に悩みながら、みんなで成長していく場所なのではないでしょうか。
さて、そんな先輩たちにあたたかく見守られながら育った新人は、その後どうなるのでしょうか?
書いている私が気になってきてしまったので、今後は【若手社員のOJT経験談編】も企画中です。
どうぞお楽しみにー。