新人研修の現場に行ってゴマをすらせました。 | 札幌でソフトウェア・システム開発なら株式会社LIC

お知らせ・ブログ

News&Blog

新人研修の現場に行ってゴマをすらせました。

こんにちは。ごきげんよう。取締役の村上です。

昨年の新人研修現場を炎上させた件につづき、今年も新人研修の現場を荒らしてきました。

早いもので5月も半ば。

今年入社した3名の新人たちも社外での技術研修が折り返し地点に差しかかっているところ。
そろそろ中だるみし、テキトーにさぼっているであろうと思われますので、
上司として一つビシッと現場を引き締めなければならんというわけで、研修現場に突撃しました。

研修先からの報告によると、今年のメンツは去年よりも少しおとなしめとのこと。
現場に到着すると、そこには黙々とPCに向き合う新人たちの姿がありました。

「ちゃんとやってんのか?」

中だるみしているであろう新人に、パワハラマインド精一杯にそう声をかけると、なぜか笑われます。
こいつら完全に上司のことを舐めてやがる。

そう感じてしまった私は、新人たちに焼きを入れることを決心し、新人たちの首根っこを掴みながら炎上会場へ向かったのです。

昨年同様、研修現場を大炎上させてやるぜ。
ところが、会場に近づくにつれ、異様な気配に気づきます。

お、俺の炎上会場が・・・・

なんで牛角さん。どうして牛角さん。
私はこれから先、どこで彼らを炎上されたらいいのですか。

お問い合わせ先に電凸しようかとも考えましたが、事態を長引かせて新人たちの中だるみした気持ちをこれ以上弛ませるわけにはいきません。
泣く泣く炎上を諦め別の手段で気合を入れ直させようと、あたりを徘徊しました。

そして見つけてしまったのです。
上司に対し、先輩に対し、社会人としての最高のスキルを取得できる会場を

そこでは徹底的にゴマスリを学習することができるのです。
若いうちに、目上のものに対してゴマスリをするというのは、生存戦略上欠かすことのできないスキルです。
人生はゴマをすることができない人から脱落するのです。社会とはそういうものです。

去年は炎上作戦で大成功を納めた記憶を引きずりながらも、その場その場の状況に臨機応変に適応するのも
上司、そしてITコンサルたる職種の宿命。

今年はゴマをすることで士気の向上を図ることを決意し、リングインいたしました。
数多あるメニューから各自好みのゴマをオーダーし、しばしののち舞台は整いました。

「さあ、お前ら、思い切りゴマスリするんだ!」

そういうと、彼らはせっせとゴマスリを始めたのです。

ふと横を見ると4年目になる先輩社員も、私に対して一生懸命ゴマスリしてきます。

みんな、よく見ておけ。
これが社会人4年目のゴマのすり方だ。

先輩のその丁寧かつ繊細なゴマスリは、新人たちの心を大きく揺さぶったことでしょう。

「俺の背中を見て成長しろ。」

そう、私の耳にははっきりと聞こえました。

社外の研修はあと1ヶ月半。
これが終わったら、次は社内での研修がスタートします。

社会人はみんなこうやって大きくなるんだ。
彼らにも身に染みてくれたものと思います。

挫けずがんばれ!
帰ってきたら次は蕎麦だぞ。

そう思いながら、私は研修現場を後にしました。
ちゃんとお会計を済ませてからね。
(一人2,000円程度で一生懸命ゴマスリをしてくれるなら悪くないね。)

 

当社では中小企業としてはあるまじき、一年間の新入社員研修を実施しています。

昨今、就職事情が大変厳しい状況ですが、当社にきてくれる新卒は例外なくこんな過酷な環境に置かれます
一年も研修させられ、途中で炎上やゴマスリを強要され、さらには社外に一人で放り出される案件も全くない。
一人現場を持たない当社は、常に誰かの指導下に置かれ、サボれません。サボろうもんならもうひどい目に遭います。
そんな会社に興味があるという稀有な変な人は、ぜひ一度当社を訪問してみてください。

お茶くらいは出します。

会社説明などの情報は、採用情報から!

それではまた今度、次の現場にて!